カーテン縫製資材全般を扱うインテリア総合メーカー「ユニテックパロマ株式会社」のポータルサイトです。
弊社は樹脂製カーテンフックの製造を行っています。自社製品に各種の樹脂材料や包装材料を用いている関係上、世の中の環境問題に取り組む必要があります。
以下弊社が環境問題への取り組みを通して行ってきた事、また当然環境に関する方針も少しずつ広げ、大きく変わってきたことを、この環境方針のページで述べることにします。
●1998年 環境問題対応への本格的着手
1998年世の中及びインテリア業界で、「ホルムアルデヒド」、「ダイオキシン」、「環境ホルモン」といった環境汚染物質も問題が提起されました。
弊社は、いち早く社内にて「環境問題対策委員会」を設置し、【環境レポート】を作成して、環境問題に対する今後の企業としての継続的な取り組みを表明しました。
この表明が弊社の環境方針の第一歩です。【1998年5月 弊社の環境問題の取り組みについての全文】
【弊社の環境に関する基本方針】    1998年5月

1. 環境に優しい商品を作る。
2. 将来発生するであろう問題も排除、防止する。
3. 人・物・金をこの問題解決に積極的に投入する。

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●1999年 環境品質をテーマとした製品開発
1999年弊社環境方針のもと、「JAPANTEX’99」にて『環境品質』をテーマにABS製フリーポール・PET製アジャスターフックを提案しました。
PET製アジャスターフック(RC―1)について

【 従来の素材からPET製の製品開発へ 】
現在アジャスターフックにはポリアセタールが最もたくさん使われています。ポリアセタールはPOM(ポリオキシメチレン)とあらわし、その機械的性能は金属に近く耐摩擦性・耐薬品性に優れた材料です。
反面、その主成分がホルムアルデヒドであるため焼却時、特に不完全燃焼には大量のホルムアルデヒドを放出します。ポリアセタールは240℃付近から熱分解を起こし、ホルムアルデヒドを主成分とする低分子量の分解生成物を生じ、酸素結合を持つ材料であるが故に火源があれば容易に着火します。(POMの引火点は320℃以上、発火点は400度以上)

ホルムアルデヒドは目鼻のどなどに対して強い刺激性と刺激臭があり、一般的には0.08ppmあたりに臭いの検知閾値があるとされ、3ppmでは目や鼻に刺激が起こり、4〜5ppmでは涙を流し呼吸器に不快感が生じる。31ppmあたりで重篤な症状が起こるとされています。

PET樹脂は、エンジンニアリングプラスチックの一種で正式にはポリエチレンテレフタレートと呼ばれる樹脂で、この樹脂は、石油から作られるテレフタル酸とエチルグリコールを原料にして、高温・高真空下で化学反応させて作られる樹脂の一つです。
この樹脂を溶かして糸にしたものがポリエステル繊維、フィルムにしたものがビデオテープなどのテープ基材や包装に使われ、ブロー成型したものがPETボトルです。

PET樹脂はボトルに用いられることからも分かるように食品衛生上の基準で全く問題ありません。また処分に関しても回収リサイクルを理想としますが、仮に焼却処分されたとしても問題はありません。PET樹脂を構成している元素は、炭素、酸素、水素の3つだけで、完全燃焼させれば炭素ガスと水になり有害なガスはでません。

また一般的にプラスチック製品を完全燃焼させると、約1万kcal/kgの高燃焼カロリーが発生し、ゴミ焼却炉を傷めてしまうことがありますが、ポリエステル樹脂の場合は、約半分の5500kcal/kgしか燃焼カロリーは発生しません。また塩素を含まないためダイオキシンの発生もありません。

弊社で開発したアジャスターフックRC―1は、以上のように環境に配慮したPET樹脂で出来ています。また、PET樹脂は回収リサイクルが可能です。たとえばカーテンに当フックが取り付けられた場合、フックを取り外さずにリサイクルにまわせることも可能なのです。

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●1999年〜 環境対応商品群をラインナップ開始
弊社商品群に関して、環境方針に基づいた『もの造り』を実践して行きました。この方針は今日まで継続して実践されています。
表に商品と対応内容をまとめました。
環境対応商品 環境方針に基づいた対応の内容 使用樹脂
1. PETアジャスターフック RC-1 素材にPET樹脂を採用。カーテンに最も 多く使われている素材のポリエステル繊維と同質にする。 PET樹脂
2. 再生PETアジャスターフック RB-1 PETボトルから再生ポリエステル樹脂を製品重量比率70%まで使用。対荷重強度を上げ、再生材のアジャスターフックを実用化。 再生PET樹脂[エコマーク認定品]
3. PET縫込みアジャスター リサイクル時代に即対応できるように、縫込みアジャスターをPET化。 PET樹脂
4.PETアジャスター RC-X1 PET樹脂を使用した、飛ばし縫い対応での横ブレ防止の機能フックで、環境+機能付フックを開発。 PET樹脂
5.アジャスターフック EC-1 PET樹脂以外に環境に優しいオレフィン系樹脂であるポリファインを使用。 ポリファイン
6.アジャスターフック V-H 同上 ポリファイン
7.アジャスタータイプ X 同上 ポリファイン
8.ポリファインフリム 同上 ポリファイン
9. 回転フック フラットスタイルのフックに環境に優しいオレフィン系樹脂であるポリファインを使用。 ポリファイン
10. フラットカーテンフック フラットスタイルのフックに環境に優しいPET樹脂を使用。 PET樹脂
11. PETギャザーテープ用フック ギャザーテープに用いる専用フックにPET樹脂を使用。 PET樹脂
12. メッシュ芯地(カーテン芯地) (NO.400 NO.250 NO.2000) 縦糸、横糸のモノフィラメント糸にPETボトルからの再生比率98%以上の糸を使用。 再生PET樹脂 [エコマーク認定品]
13. オーバルメッシュ芯地 NO.1000 縦糸、横糸のモノフィラメント糸にPETボトルからの再生比率98%以上の糸を使用。 再生PET樹脂 [エコマーク認定品]
14.PET製カーテンウェイト 6gと8gのカーテンウェイトをPET樹脂で開発。 PET樹脂
15.ステンレス製カーテンウェイト 従来の鉛製から環境に配慮したステンレス製を開発。 ステンレス
16.ステンレス製ウェイトテープ 従来の鉛製から環境に配慮したステンレス製を開発。 ステンレス
17.リングテープ用フック RH-4P 後付のリングテープ用フックにPET樹脂を使用。 PET樹脂
18. 面ファスナー 従来のナイロン製からリサイクルを睨んだポリエステル製を開発。 PET樹脂
19. タッセル トスカーナ 従来のレーヨン製からポリエステル製を開発。 PET樹脂
20.フレンジ トスカーナ 従来のアクリル・レーヨン製からポリエステル製を開発。 PET樹脂
21.フリーポール ホワイト 脱塩ビにてポリプロピレン樹脂に前面切り替え。 ポリプロピレン
22.フリーポール 木目 脱塩ビにてABS樹脂に前面切り替え。 ABS樹脂
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●2003年  循環型社会を目指した「21世紀型ものづくり」宣言
さらに環境問題に対する世の中の基本理念は成熟化を見せ、21世紀の経済社会の在り方として、環境と経済を統合した持続可能な発展を指向する『循環型社会』への取り組みと推進が整備されつつある中、当社としてはPETフックの需要拡大や新事業の立ち上げを見込み、更なる環境問題への取り組みとして、2003年JAPAN TEXにて、1.「循環型社会の創造」と2.「21世紀型ものづくり 」を宣言しました。

【21世紀型ものづくり宣言】        2003年11月

@循環型社会を創ることをめざす得意先とともにPETの再生利用に取り組みます。
Aポリエステル製カーテンの回収・再利用に取り組みます。(得意先とともに)
B得意先のポリエステル製品の回収・再利用に取り組みます。

この宣言は、過去から弊社の環境に対する取り組みの中で、方向性が変わったということではなく、環境汚染物質排除の方針に新たに循環型社会を創造するという方針が追加されたものと理解して頂きたい。よって、過去からの活動内容を整理・再確認すれば、
1.“循環型社会の創造を目指した21世紀型ものづくり”は、当社の最新の環境問題に対する思いであり、
   カーテンリサイクル事業を目指す。
2.当社は5年前の環境問題への取り組みで宣言したように、環境にやさしい商品づくりを継続して実践する。
3.過去から継続しているパロマの環境に対する姿勢や精神は、断じて絶やす事ができないということ。
この宣言をもって、過去から環境汚染物質の排除だけでなく、リサイクルを目指してPET樹脂の製品開発を実践してきた集大成ともゆうべきリサイクル、特にカーテンリサイクルへ本格的な取り組みに力を注ぐことになります。
 − カーテンリサイクルシステム構築にむけて −
2003年、カーテンリサイクル事業への取り組み開始、市場調査としてPETボトルのリサイクル工場数社訪問、マテリアルリサイクルを見学。
しかし、すべての工場でカーテンのリサイクルの経験はなく、リサイクル後の劣化したIV値の問題も指摘され、市場調査の段階で厳しい状況に立たされ、ケミカルリサイクルの設備を持つテイジンとの取り組みを検討して行くことになりました。
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●2004年  カーテンリサイクルシステム提案
2004年 カーテンリサイクルシステム提案POP
「21世紀ものづくり宣言」をテーマに、2004年JAPANTEXで業界でも初めての カーテンリサイクルシステムを提案しました。
カーテン丸ごとリサイクルを前面に打ち出し、カーテンをテイジンのリサイクル工場へ送り、繊維TO繊維にてのリサイクルで行う方法です。
2004年JAPANTEXでのリサイクルシステム提案用展示
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●2005年  環境方針 ・ 環境品質基準 ・ 自社開発でのカーテンリサイクルシステム提案
2004年に提案したカーテンリサイクルシステムにおいて、問題はカーテンの回収であり、回収システムが明確にならないと、リサイクルシステムが稼動しないため、2005年回収システムへの取り組みをしました。
  また、回収システムへの取り組みは、自社でのカーテンリサイクルシステム稼動の方向性を打ち出しました。
よって、2005年JAPANTEXでは、自社にてカーテンリサイクルを実現するシステムの提案を行いました。
2005年JAPANTEXでの
リサイクルシステム提案用展示

同時に、弊社の過去からの環境問題への取り組みを総括し、弊社の今後の『環境方針』をまとめました。

【環 境 方 針】2005年11月

●環境に優しい商品をつくる。→環境品質基準
●資源の循環を創造する。→カーテンリサイクルシステム
●環境問題解決に積極的に取り組む→(人・物・金)経営資源の投入


また環境に優しい商品を開発する為の品質基準を策定し、環境品質基準としてまとめました。

【環境品質基準】2005年11月

@リサイクルをテーマに廃棄物の削減に貢献したもの
   ●ポリエステル(PET)製品の開発
      リサイクル可能な素材を使用し、製品を開発する。
   ●再生PET製品の開発
       リサイクル素材を使用し、循環型社会に適合した製品を開発する。

A素材や製造工程で、危険性のある物質を使用せず、安全性を高めたもの
   ●塩ビ(PVC)製品の排除
     ダイオキシンの発生原因となる素材を使用しない。
   ●ホルムアルデヒドの低減
     シックハウス症候群の発生原因となる素材を使用しない。
    ●環境ホルモンと疑われる物質の排除
     生体の生殖や発育という基本的機能に障害を与える原因となる素材を
     使用しない。

B自然環境に沿った持続的な資源を利用しているもの
   ●グローバルな視点から環境保全制度へ準拠
     (木製資源を有効に活用する)
      森林伐採にともなう環境破壊の問題解決のため、FCS(森林管理協議会)
      認証の木製資源を 活用する。

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●2005年  環境方針 ・ 環境品質基準 ・ 自社開発でのカーテンリサイクルシステム提案
2006年11月 自社開発のカーテンリサイクル設備を導入します。これによりカーテンリサイクルが夢物語ではなくなります。
導入するにあたって、以下の項目を実現しました。

カーテン(繊維製品) TO 樹脂成形品 への再商品化
● 世界初カーテンから樹脂成形品へ
● ハロゲン(臭素)系の防炎薬剤を使用し二次加工された防炎カーテンも処理可能
● リサイクルPET樹脂を有効活用

※詳細はカーテンリサイクルシステムのページを参照して下さい。
カーテンリサイクル設備の名称です。
Fiber (繊維) Rebirth (再生) Device (装置) の略称です。
成果物のペレットは、『FRDペレット』と命名します。
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ごあいさつ
世界的に異常と思える自然現象が近頃は多いように感じられます。温暖化による様々な現象は、地球規模で異常な洪水や暴風、乾燥につながっている様で、これらは自然の摂理をこえた人間の営みの結果も、大きく影響していると考えられます。

このような状況下、カーテン資材等を製造し、販売する我が社の方針も、自分達の未来、地球の未来の為にも環境問題を意識したものにならざるを得ないと思います。したがって少しでも地球の環境にやさしい商品群をと心がけております。
今年を期して我が社は、さらに一歩具体的に踏み込んだ取り組みとして、PET(ポリエステル)で出来たカーテンなどのリサイクル事業に参入し、カーテン事業における循環型社会を作り上げる一助にしたいと考えております。

夢のような方針ですが、皆様のお力添えをもって、是非実現したく考えております。今後ともよろしくご指導とご鞭撻をお願い申し上げます。
代表取締役  杉村 建嗣
経営理念

わたしたちは、
     自主的な創意と協業によって
       より良い商品を開発し、社会に提供し、
           支持を得ることを目標とします。

   その努力の中で、
     より良い生活と、生きがいを求め、
       社会に貢献できる会社を、
           創ることを目指します。
品質方針

● わたしたちは顧客ニーズを的確に把握し、創造的で
  オリジナリティーのある商品を、徹底した品質管理の元で
  提供します。

● わたしたちは社会環境の変化を意識し、グローバルな視点を
  持ち、国際的に通用する商品を提供します。

● わたしたちは品質マネジメントシステムの有効性を
  継続的に改善し、顧客満足度の向上を図ります。
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会社概要
●本社 所在地
 〒639-1032  奈良県大和郡山市池沢町240-1
>>アクセスマップ

敷地面積  3,669m2
 ( 1F 製造工場  2,086m2)
 ( 2F 倉庫・物流  1,836m2)
 ( 3F 事務所    1,512m2)
 ( 4F 開発室・食堂 2,086m2)

TEL:0743-58-3419  FAX:0743-58-3410
●支店 所在地
〒273-0011 千葉県船橋市港町2-2-20 アソルティ船橋501
>>アクセスマップ

TEL:047-437-8880  FAX:047-437-2122
●設備概要 カーテンフック製造機・インジェクション成形機
●資本金 7,950万円
●年間売上高 18億2千500万円(2005年6月期)
●従業員数 75名(男子36名 女子39名)
   
本社/工場
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